小保方まげ子

兵庫県在住の幻視芸術画家gaimonと、奈良県在住のイラストレーターでありトランスDJとしても活躍するKIMI(aka アバンギャルド)によるペインティング・ユニット、その名も小保方まげ子。
今まで様々な音楽フェスティバルや屋内/野外のレイブパーティーで数多くの作品を創り上げてきた。

作品ごとに何らかの動物や昆虫をフィーチャーした、鮮烈でユニークな世界観。ありふれたサイケデリック感とは一線を画した、エキセントリックでインパクトのある画風。2人の掛け合いによる予測不能なセッション性…。
最後まで全貌が見えてこないスリリングなペインティング工程は、着陸地点の見えないサイケデリックトリップと共振する。
キャッチーでチャーミングな絵の中に潜む、狂気を帯びたユーモアやDOPEなメッセージ、そして奥行きのある物語性は、視覚だけでなくマインドにも作用を及ぼす。
また、彼らの作品には「三つ目のくまちゃん」がいつもどこかにひっそりと描かれており、ファンの間ではくまちゃんを探しながら細部までじっくり鑑賞するのが定着している。

2019年には大阪・中津にあるSTUDIO PIPEにて1週間に渡って初の個展を開催。大盛況となる。
約20年間に渡ってトランス/テクノのアンダーグラウンドを表現の場とし、コアなパーティーフリークたちを魅了してきた彼らだが、2023年からは壁画制作やアーティストの音源アートワークも次々と手掛けており、マクロ的表現とミクロ的表現の融合を深化させている。

“くまちゃんを探せ”

(Text by 天之川タクヤ)

https://www.instagram.com/mageko_obokata